2025/03/11
こんにちは。歯科衛生士の鮫島です。
早速ですが、みなさんは普段どんな風に歯を磨かかれていますか?
一昔前にバス法というものが流行り、私も実際患者さんにお伝えしていた時期がありました。
患者さんに伺うとその様な磨き方をされている方がとても多いです。
しかし、当てる場所を間違えてしまうと歯肉が痩せてしまい知覚過敏を引き起こしたり、歯周病の原因となる歯間のプラークが上手く落とせません。
そんな中、歯肉が退縮しづらく歯間のプラークが歯ブラシで落とせる方法を学びました。
それが『突っ込みふるわせ磨き』です。
歯面に対して歯ブラシの毛先を90°に当て、歯と歯肉の境目の歯の形に合わせて毛先をやや嚙む面の方向に向け、その角度で細かく振動して磨いていく方法です。
歯と歯の間に毛先が挿入されるため、歯周病で治りにくいとされるこの部分のプラークも比較的除去できます。
歯間ブラシを併用する場合も、他の磨き方に比べ挿入回数が少なくてすみますので、ぜひ取り入れてみてください。
参考文献 「そのまま使える!スキルも上がる!ブラッシング指導テクニック」 石原美樹
東京都江戸川区南小岩 宇田川歯科医院