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赤ちゃんからの歯医者さんとは
最近のお子さまの4人に3人は、歯並びやお口の機能(食べる・話す・呼吸する)に問題を抱えていると言われています。それを予防するにはどうすればいいでしょうか。
むし歯・歯周病・不正咬合・不正歯列には、生活習慣が大きく関わってきます。生活習慣を赤ちゃんのうちから整えることが、良いお口の機能を育てるために必要となりますが、良くない習慣が身についてから食事の内容を変えたり、クセを直したりするのは大変になります。
赤ちゃんの頃から良い生活習慣を身につけていくことが大切なのです。お口の機能は全身の発育に大きく影響します。『赤ちゃんからの歯医者さん』とは、お子さまの全身や口腔の発育を望ましい方向に導いていく、歯医者さんがおすすめする子育て法です。
歯が生えていなくてもいいの?
お口は赤ちゃんがお腹にできたとき最初に作られる器官です。
お口は消化器官の入り口であり、生きていく上でとても重要な機能をつかさどります。
歯科は歯が生えてから来るところだけではありません。まだ歯が生えていない赤ちゃんの時から歯が生えてくる顎や口唇などをしっかり観察していき、食べる・話す・呼吸する機能の成長を望ましい方向へ導いていくお手伝いをするところでもあります。
抱っこの仕方や離乳食のあげ方などが、その後の歯並びに大きな影響を与えると考えられています。お口の中の舌の位置、水の飲み方、食べ方、姿勢など幼い頃からの何気ない仕草やクセが歯並びに影響していきます。そのため当院では、正しい舌の位置、鼻呼吸の習慣をつけるなど、顎の育成を行います。食生活は子供たちの健康な成長発育に大きく関与します。
妊娠中赤ちゃんがお腹にいる時からよりよい情報を得ることによって、赤ちゃんが生まれてからすぐに、お口の機能をよりよく育てる子育てを始めることができます。
また、赤ちゃんが早い時期から歯医者さんに通い、お口の中に触れられることに慣れておくと「歯医者さん嫌い」にならず、お口の健康意識の高いお子さまに育つというメリットもあります。
何をするの?
抱っこの仕方、授乳の仕方、寝かせ方のアドバイス、首すわりの見分け方、離乳食の与え方、姿勢、食事の内容などについてお話します。