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当院における診療環境体制について
当院ではWHOが提唱する感染予防策である標準予防策(スタンダードプリコーション)に法り、院内感染予防に努めております。また、「歯科外来診療医療安全対策」の認定を受けており、さらに感染対策に積極的に取り組んだ姿勢により、歯科外来診療感染対策の整った医療機関としても認定を受けています。皆が不安なく診療を受けていただけるように、クラスB滅菌機器や口腔外バキュームを使用しております。
治療室には、ウイルス等を除去するため、手術室で使用されている医療用空気清浄機を2台(天井付け)設置しております。
なお、受診の際には、入り口に設置してある消毒用アルコールでの手指の消毒のご協力をお願いいたします。
コロナ時代の新たな歯科システムを 新機軸 ―歯科における感染予防―
(2020年~2023年当時の対策。現在新型コロナウィルスは5類感染症として対処しています)
当院が行っている感染予防対策(新型コロナウイルスに対する当院の取り組み)は、日本歯科医学会連合が推奨する指針「コロナ時代の新たな歯科システムを 新機軸 ―歯科における感染予防―」に、準拠しています。
【1.診療に関する留意事項】
◎診療室内のエアロゾル対策 | |
・口腔内バキュームの確実、的確な操作、口腔外バキュームの活用 | ① |
・エアタービン、ハンドピース、超音波スケーラーなどの適正な水量調整 | ① |
◎手袋、ゴーグルまたはフェイスシールドについて | |
・グローブ装着前後の手指消毒の徹底 | ② |
・眼鏡ではなくゴーグルまたはフェイスシールドの積極使用 | ② |
◎歯科用ユニット、周囲、その他接触部位の消毒 | |
・ドアノブなど高頻度接触部位、レセプトコンピュータなどの周辺機器、トイレ周りなどの清拭 | ⑩ |
◎印象材、技工物などの消毒 | |
・印象材への適切な水洗(アルジネート印象材では120秒以上、シリコーン印象材で30秒以上の水洗)または0.1~1.0%次亜塩素酸ナトリウム溶液、グルタラール溶液への浸漬 | ⑥ |
・完成した技工物の消毒 | ⑥ |
◎患者さまの健康管理 | |
・体調、味覚・嗅覚の異常の有無の確認、体温チェック | ⑦ |
◎治療前後の含嗽(口、喉のうがい) | |
・治療前後の患者さまの消毒薬による含嗽 | ⑫ |
【2.診療環境に関する注意事項】
◎密集、密接、密閉の回避 | |
・診療スケジュールの管理による待合室、診療室の人数の調整 | ⑨ |
・定期的な換気の徹底 | ③ |
◎接触感染予防 | |
・待合室・診療室の遊具などの撤去 | ⑬ |
・待合室・診療室の雑誌、本など消毒困難なものは置かない | ⑬ |
・患者さまの手洗い、手指消毒の徹底。玄関入口等への手指消毒剤の設置 | ⑦ |
◎受付環境 | |
・受付職員へのマスク、フェイスシールド等の装着 | ⑧ |
・受付におけるビニールシートやアクリル板パーテーション等による遮蔽 | ⑧ |
【3.スタッフに関する留意事項】
◎体調管理 | |
・毎日の検温と報告システムの構築 | ⑪ |
・倦怠感などの症状等の報告と対応の流れの徹底 | ⑪ |
宇田川歯科医院では、皆さまが不安なく治療を受けていただけるように、従来の標準予防策(スタンダードプリコーション)に加えて上記のような感染予防対策をして診療しております。
①宇田川歯科医院の感染予防対策
②感染予防対策(診療着)
・治療を行う歯科医師・歯科衛生士はグローブ、マスク、ガウン(ビニール袋)、フェイスシールド、医療用キャップを着用して診療を行っています。
・歯科医師をはじめ全てのスタッフは、朝の検温実施と健康状態のチェックを行い、体調管理を徹底しております。
③感染予防対策(診療室)
・診療中は窓を開放し、換気を十分に行っています。
・入り口の扉を定期的に開放し、換気を行っております。
④感染予防対策(診療台)
・各診療台には患者さまごとにラップを巻き、接触による感染をゼロにしています。
⑤感染予防対策(飛沫吸引)
・治療の際に発生するエアロゾル(飛沫)を吸引するために、診療台の口腔外バキュームを最大限使用しています。
⑥感染予防対策(器具の消毒・洗浄)
・型取りした材料は、塩素系除菌剤を配合した除菌・固定剤に浸漬しています。
・歯に装着する前のかぶせものなどは、必ず超音波洗浄をしています。
⑦感染予防対策(手指消毒)
・患者さまには、来院時・退院時に手指消毒を行っていただいています。
また、毎回発熱・体調についての申告書を記入していただいています。
⑧感染予防対策(遮蔽板)
・受付では、会計時での感染を防ぐため、遮蔽板を設置しています。
⑨感染予防対策(待合室)
・ソーシャルディスタンス確保のため、患者さまの席は間隔を取っていただいています。
⑩感染予防対策(接触部位の消毒)
・入口の自動ドアやトイレのドアノブなど、高頻度に接触するところは適宜アルコールなどで清拭を行っています。
⑪感染予防対策(体調管理)
・全スタッフに対し、出勤時に検温を実施し、院内に掲示した検温表に記入して体調管理をしております。発熱があったり、体調が優れない場合には必ず報告をして出勤を見合わせ、自宅待機としております。
⑫感染予防対策(治療前後の口・喉のうがい)
・各診療室にうがい薬を置いています。治療を始める前に、患者さまにうがいをお願いし、お口の中を消毒していただいております。
⑬感染予防対策(待合室環境)
・待合室に遊具、雑誌、本など消毒困難なものは置かないようにしています。